躁鬱病の原因を知って患者を早期発見してあげること

どう診断されるか

躁鬱病の原因がいまだに曖昧なら、その症状もなかなか気づきにくいものですので、できるだけ早くに周りがそれだと気付き、精神科医の診断を受けることが大切です。躁鬱病の3分の2は、鬱状態から始まるといわれています。まず何度か鬱状態が発症し、それから躁状態が出始める、というものです。その際、もし躁状態が大きな症状とならない「軽躁」だった場合、それが躁状態だとはなかなか気付かず、ただの気分のムラだと判断してしまうことがあるので、注意が必要です。また、躁鬱病における鬱状態には特徴があることが指摘されています。通常の鬱病は、だんだん鬱状態に移行していくケースが多いですが、躁鬱病の場合は、突然鬱状態になってしまうケースが多くなっています。さっきまで平気だったのに、昨日まで元気に仕事していたのに、突然塞ぎこんでしまうのは、躁鬱病の可能性があるので注意した方がいいでしょう。また、鬱状態が比較的重く出ることも特徴のひとつです。躁状態との落差でそう見えるという面もありますが、会社を何日も休んで出てこないということがあれば、心配した方がいいでしょう。また、幻覚や妄想などを伴って鬱状態が始まるケースも多いといわれています。躁鬱病の原因はハッキリしておらず、今も究明が進められていますが、その症状は、病気を知っていれば十分発見できるものです。どんな原因で躁鬱病になるにせよ、躁状態と鬱状態の落差があるせいでこの病気は自殺の原因となってしまうことも多いですので、「もしかして」と思ったら本人を説得し、精神科医に診てもらうのがいいでしょう。



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